小さな図書館と小さな音楽室

♨県の、女子大生がおすすめの本と音楽をご紹介します。たまに日常のことも…

プレゼントに最適!大人におすすめの感動する絵本

今日は大人におすすめの絵本をご紹介します。

最近は大人の間で絵本ブームですね。地元にも何件か絵本が読めるカフェ☕*°があってTVで取り上げられていました。

私は絵本が大好きで友達や家族へのちょっとしたプレゼントを選ぶ時は絵本を選んでいます。
記念日とかではなく苦しい思いをしている時に、友人が言葉で励ますのではなく絵本や本をプレゼントしてメッセージを伝えてくれた時、凄く嬉しくて勇気と元気と宝物をもらった感動を味わいます。

だから、メッセージのツールやプレゼントとして絵本が選択肢に入れば良いなと思っています。

今回ご紹介する絵本のテーマは

愛✖️生✖️プレゼント

幼い頃に既に出会っている物語。敢えて自分から逢いに行くことはしないけど、プレゼントとしてまた偶然逢えると嬉しい。幼い頃は絵本の真のメッセージに気づかなかったけど、今なら分かる。
そんな、懐かしさと新たな発見に出会える絵本をご紹介します

そしてもう1つ、我々人間の永遠のテーマ“ 愛✖️生をテーマにして大人の皆さんの心に響く絵本もご紹介します。
1.100万回生きたねこ
~ストーリー~
主人公の“ ねこ“”は100万回、生死を繰り返しています。そして、その数だけ愛されてきました。
時に王様、船乗り、泥棒…
ねこを愛した飼い主はねこが死ぬと悲しみの涙を流します。しかし、ねこは飼い主を愛したことはありません。そうして愛し合うことを知らずに生死を繰り返していたのです。
そして、ねこが野良ねこになったとき、自分に見向きもしない“ しろいねこ”に出会いました。
愛されることしかしらなかった猫は戸惑い、初めて愛を求めて必死になり、そして…


100万回生きたねこ [ 佐野洋子 ]

言わずと知れた名作です。読んだことの無い人も名前だけは聞いたことあると思います。
私は幼い頃に読んだ時、「ん?ハッピーエンドじゃないじゃん」と、思いました😅
幼い頃は死=バッドエンドだと思い込んでいました。
大人になって読み返すと本当のメッセージに気づきます。
もしかしたら、自分の変化・成長に気づく1冊になると思います。
お子さんがいる方には是非読み聞かせをしてあげて欲しいです。
その際「今分からなくても良い、いつか分かるよ」と、一言添えて下さい。
お子さんが大人になった時、お母さんが読んでくた思い出の1冊として、再び手に取ったとき本当のメッセージに気づくかもしれません。


2.ずっとずっと大好きだよ
~ストーリー~犬のエルフィーと男の子は大の仲良しです。小さい頃からずっと一緒に成長してきました。でも、エルフィーは犬です。男の子より早く大きくなって、そして、それよりももっと早く年老いていきました。男の子は毎晩、家族の中で1人だけ「エルフィー、ずっーとずっと大好きだよ」と、自分の思いを伝えるのです。
やがて、エルフィーは死んでしまいました。家族は悲しみます。
でも、繰り返し「ずっーとずっと大好きだよ」と、気持ちを伝えていた男の子と、伝えなかった他の家族の気持ちは少し違っていました。


ずーっとずっとだいすきだよ (児童図書館・絵本の部屋) [ ハンス・ヴィルヘルム ]

私が小学生の頃の国語の教科書に載っていました。短い文章ながらもペットという身近なテーマで死別を子供にも伝わるよに表現しています。
どんな世代にも心に響きます。愛する人に気持ちを言葉で伝えることは大切だけどついつい忘れがちです。それを、短くストレートな表現して思い出させてくれる絵本です。どんな世代にも心に響く1冊。手元にあれば生まれてから死ぬまで人生に寄り添う一冊になるはずです

3.わすれられないおくりもの
~ストーリー~
物知りで賢くて頼りにされているアナグマは野原のみんなに愛されています。アナグマにはもう一度みんなと走りたいという願いがありましたが、大変歳をとっていたので叶わないことも知っていました。
秋の終わり、アナグマは自分の死期を悟ります。そして、ある夜、長いトンネルを走る夢を見ながら死んだのです。
大好きだったアナグマを失ったみんなは悲しみ途方にくれます。
しかし、やがてアナグマがみんなに残してくれた宝物に気づきます。


わすれられないおくりもの (児童図書館・絵本の部屋) [ スザン・ヴァーリ ]

死を知ることで生を実感できます。大人なり大切な人を失う経験をした人はこの本をより深く理解するのでは無いでしょうか。
残された側になったからこそ、死んだあの人が残してくれたモノに気づく。思い出や知識、自分の中に死んだあの人が残したモノがあります。それは自分と共に生きています。
多くの子どもたちにとって、死は老人にやってくるものでしかありません。
けど、大人になれば真実を知り、死が身近にあることを理解します。自分が誰かを残して死ぬかもしれません。その時に一体どれだけ自分の中にあるモノを伝えることが出来ているか。自分が死でも何かを生かし続けることが出来るか…
とても、考えさせられる1冊です。この絵本の読者にとって人生のテーマとなり目標となる可能性が十分にある絵本です。

4.ちいさなあなたへ
~ストーリー~母が子へ伝える愛

ちいさなあなたへ [ アリスン・マギー ]

ストーリー、短いですが適当な訳では無くてそのままの絵本です😅
子供の成長を見守る母の愛が詰まっています。
我が子が成長し、それぞれの世代ごとで降り注ぐ喜びや悲しみ、不安…
成長し変化し続ける我が子とその環境。それでもずっと変わらないものは母の愛。
それは我が子がいつか母となったときにも変わらないもの。
私は新生児のママの友人にプレゼントしました
友人は初めての育児で日々の疲れから自信を無くして、母親に相応しくないとまで言い出したのでこの絵本を選びました。まだ学生で子供のいない私が慰めてアドバイスしても説得力がありません。
でも、母から受ける愛情は知っています。その愛情が持つ力も知っています。友人にあなたの愛はこんなにも素晴らしい。と伝えたかったです。
絵本で疲れを癒すことはできませんが、しっかりメッセージは伝わったようで、辛くなるとときどき読み返すようです( ˘͈ ᵕ ˘͈♡)

以上、私がオススメする絵本を〘 懐かしさ✖️愛✖️生〙をテーマにご紹介しました。
興味がある方は是非読んでみて下さい。気に入った作品は友人や家族にメッセージとしてプレゼントしてみて下さいね♪


にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ
にほんブログ村
にほんブログ村 大学生日記ブログ 女子大学生へ
にほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


にほんブログ村 本ブログ 絵本・児童書へ
にほんブログ村